篠山盆地の自然が育む食文化

丹波篠山は四方が山々に囲まれている「盆地」です。盆地特有の朝晩の寒暖差、濃霧が山並みを包み込み雲海が広がる丹波霧、澄んだ空気ときれいな水と肥沃な土壌から生まれる農作物はどれも逸品です。

田園風景の写真

丹波篠山の特産品

  • 丹波黒大豆
    丹波篠山黒大豆・黒枝豆
    波黒は粒が大きく形は丸く、食感はふっくら、もっちり口当たりの良さが特徴で、一際甘く風味豊かなとてもおいしい黒大豆です。お正月のおせちには縁起物として重宝されています。近年では黒大豆だけではなく、枝豆として食べた時の美味しさが話題となり、人気を集めています。旬の時期がわずか2週間ほどしかないということと、人気ですぐに売り切れてしまうことから「幻の枝豆」とも言われています。
  • 丹波栗
    丹波栗
    丹波栗は日本書紀や古事記、万葉集にも記載が見られ、奈良時代から平安時代になると、宮廷貴族の食べ物として重宝されるようになりました。盆地特有の気候により大粒で甘く育った丹波栗は、栗まんじゅう・栗羊羹・栗餅など、豊富な和菓子に姿を変え、丹波の土産の定番となっています。
  • 丹波松茸
    丹波松茸
    香りの良さと弾力に富んだ歯ごたえ味わいは数ある国産松茸の中でも一級品。 とくに香りは、収穫直後のものを積んだ車内が濃厚な香りでいっぱいになるほどです。収穫時期は9月下旬から10月下旬で、その味わいは秋の到来を感じさせてくれる代表と言えます。
  • 丹波篠山コシヒカリ
    丹波篠山コシヒカリ
    東の魚沼。西の篠山。とも称される丹波篠山産のコシヒカリ。美味しいお米に必要不可欠なデンプンは、昼夜の温度差から育まれます。甘味が強くねばりと弾力が強い口当りの米は、冷めても旨味が減ることは無く、おむすびやお弁当に最適な美味しさです。
  • 丹波篠山牛
    丹波篠山コシヒカリ
    日本三大和牛の1つである神戸牛の原産牛として有名な但馬牛。その但馬牛を丹波篠山で肥育したものが丹波篠山牛です。丹波篠山牛は神戸牛の中でも極上と言われており、丹波篠山の美味しい飼料を食べて育った牛の味は絶品です。丹波篠山味まつりでは、丹波篠山牛の丸焼きが提供され、長蛇の列ができます。
  • ぼたん鍋
    ぼたん鍋
    郷土料理百選にも選ばれる「ぼたん鍋」。丹波篠山の山を走り回り、丹波栗などの木の実や、丹波松茸、穀物を食べ、冬を越すために必要な分だけの脂肪をつけた「天然猪」の脂っこくない、さっぱりとした味わいは絶品です。

おすすめ店舗

小田垣商店

享保十九年(1734年)に創業した黒豆卸店の老舗。 本社敷地内の江戸時代後期から大正時代初期の建物10棟は国の登録有形文化財である。 丹波黒大豆や丹波大納言小豆をはじめとする豆類の販売やオリジナル商品を販売するショップと2021年4月にリニューアルオープンしたカフェ【小田垣豆堂】の複合施設。 カフェでは黒豆、丹波栗や大納言小豆を使ったスイーツや丹波篠山牛の自家製ローストビーフサンドに旬の地野菜を使ったスープなどおいしくてカラダに優しい料理を楽しめます。

小田垣商店の写真
カフェの写真

小田垣豆堂 / 本店ショップ

〒669 - 2323

兵庫県丹波篠山市立町19番地

TEL : 079-552-0011

小田垣豆堂_11:00 〜 17:00(16:00 LO)

本店ショップ_ 9:30 〜 17:30